初心者にオススメ(?)

2010年08月15日/ エコドライブ

ご訪問、ありがとうございます。

先週の記事でアイドリングストップの事故について書きました。(間違いだらけのアイドリングストップ

あの事故のニュースは(多分)走行中にエンジンを切り、ブレーキを数回踏んで油圧がなくなって起きた事故なので、普通にアイドリングストップをするならまず起きない事故です。

ただ、事故を起こした男性の供述は「停止中にエンジンを切った」と、変化しました。「走行中にエンジンを切った」と言ってしまうと罪が重くなると思ったのかも知れません。(実際に罪が重くなるのかは良く分かりませんが。)

でも、第三者から見れば「なぜ事故がおきたか」という正しい情報が入手できれば、事故の未然防止に繋がると思います。
勇気を持って「こういう事故でした」と公表してほしかったです。

「間違ったら叩く」というのは日本の風潮なのかも知れないですね。怖くなって、間違いを隠す方に走ってしまうと思います。
できることなら「失敗から学ぶ」というのが、社会的にプラスになる気がします。


と、前置きは長くなりましたが、初心者にオススメのアイドリングストップの練習方法を考えました。

練習なので、実際にアイドリングストップを行なうわけではありません。

アイドリングストップをいきなり路上で実行しようにも、「再始動時にエンジンが掛かるだろうか」と不安に駆られると思うので、まずは練習から行なうのが良いと思います。

練習に必要なのがカーステレオです。

信号などで停止したときに、エンジンを切る代わりに、カーステレオの電源を切ります

音が消えることで、エンジンが切れたと思ってください。

そして、再始動に備えて、シフトをニュートラル(Nレンジ)に移動しておきます。

信号が青に変わるとか、そろそろ2~3台前の車が動き出すといったタイミングを見計らって、カーステレオのスイッチを入れます。音が鳴ったらエンジンが掛かったと思ってください。

そして、シフトをニュートラルからドライブ(Dレンジ)に切り替えて、発進します。Dに入れて1~2秒はアクセルが効かない(タイムラグがある)と思うので、Dに入れて一呼吸おけるぐらいの余裕を持っておきましょう。

エンジンは掛けっ放しなので、「再始動できない!」といったパニックは起きません。

これを路上で5~6回繰り返して、問題なく操作出来るように自信が付けば、次は実際にエンジンを切ってみるだけです。
上手く操作できないようであれば、上手く操作できるようになるまで練習しましょう。(^^;)

何度もやってみて「慣れる」ことが大事です。



同じカテゴリー(エコドライブ)の記事

Posted by 瀬長修 at 19:02│Comments(2)
この記事へのコメント
御無沙汰しています。

アイストをやったことの無い方は、
「再始動に失敗するかも知れない」 といった心配をされますが、
その日最初の 『冷間始動』 の掛り難さをイメージされているのではないかと思います。

ある程度の走行でエンジンが温まった状態の 『温間始動』 なら、すんなり掛ります。

手動アイストの啓蒙では、その点も強調されると良いのではないかと思います。

http://blogs.yahoo.co.jp/zaqwsx_29/26574557.html
http://blogs.yahoo.co.jp/zaqwsx_29/26575229.html
Posted by 平山 滋 at 2012年01月08日 14:01
平山さん
コメント、ありがとうございます。
最近は「自動アイドリングストップ」も増えてきましたが、状況によっては切れない場合もあるので、手動のアイドリングストップを身に付けたほうがいいと思います。
普及のためには「教習所で教える」というのがいいんですけどね。
Posted by 瀬長修瀬長修 at 2012年01月12日 22:37
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。