対外的な交渉だけでなく、内部の軋轢も起きています。自由回答欄抜粋(10)

2024年05月25日/ その他

ハイサイ。ご訪問、ありがとうございます。



ストップインボイス毛筆・題字

インボイス実態調査の自由回答欄のご意見を
一部抜粋して紹介します。
今日は三連発です。


引用元サイト ↓
https://note.com/stopinvoice/n/n4cb7a5e76bc7



対外的な交渉に苦労している話はよく聞きます。↓



仕事の協力会社、外注先は個人事業主が多く、インボイス登録をしてもらえないため弊社が本則課税から簡易課税に変更した。
しかし結果、消費税の納税額は増えてしまった。
(経営者・情報サービス)



どの企業も「自社が損しないように」と考えるのは普通の事です。
しかし、交渉事はうまくいくとは限りません。
前述のケースは、本則課税から簡易課税に切り替えていますが、
事務負担は軽くなっても納税負担が増えています。
「簡易課税があるから事務負担を避けられます!」という意見も見かけますが、十分注意が必要です。



取引先からは、何の連絡もなく消費税抜きの金額で支払われています。
下請けなので何も言えません。

(フリーランス・個人事業主・情報サービス)



弱い立場の個人事業主等は、前述のように交渉すら出来ない事もあります。
交渉しても「取引額を減額する」か「取引を中止する」かの二択だったら、苦渋の選択です。



続いて、対外的な交渉ではなく、内部の交渉というものもありました。
以下は、医療・福祉業の方のコメントです。



会計に詳しくない従業員等への制度理解が進まず、経理担当側が譲歩して適格請求書の入手を諦めるなどの対応をしているところがある。
制度がなければそもそも不要なやり取りによって、経理担当が口うるさくなることによる従業員との関係悪化を招いている。
(会社員)



ありがちな話です。
経理担当者も従業員も、どちらも面倒な処理はしたくない。
だから相手に丸投げしたい。



会社として「この作業はどの部署が(誰が)担当する」と決めたら良いのでしょうけど、
負担が増える担当者は不満を抱きます。
これで社員が辞めたら、会社としては損失ですよ。



こんなインボイス制度をいつまで続けるつもりなんでしょうか?





タグ :インボイス

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Posted by 瀬長修 at 10:26│Comments(0)
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