DVDレコーダーの待機電力・消費電力

2010年09月07日/ 消費電力調査

ご訪問いただき、ありがとうございます。

久しぶりに「消費電力調査」の続きを書きます。(データはあと6つぐらい残っています。)

調査は「ワットアワーメーター」という機器を使用しています。
ワットアワーメーターの詳しい記事はこちら→http://analogblog.ti-da.net/e2941293.html


今回の対象は「DVDレコーダー」です。
DVDレコーダー

2007年式、ハードディスク内蔵のタイプです。(VHSテープも内蔵されています。)

昔の「ビデオデッキ」に比べると、高機能・高性能になり、どちらかというとパソコンに近い感じを受けます。

だからかどうか分かりませんが、待機電力は約5.3Wでした。

この待機電力はデスクトップパソコン並で、大きいです。

こまかい話ですが、調査した機器には「省電力設定」という機能がついていて、待機時の時刻表示を消すことが可能です。
その場合の待機電力は4.8Wでした。
時刻表示は余り必要性を感じていないので、表示を消しています。

続いて、電源を入れた状態(安定稼動時)の消費電力は約45Wでした。これは、電源を入れただけで、再生や録画はしていません。

続いて、HDDでの「再生」「録画」「同時録画・再生」をしましたが、いずれも殆ど同じです(45Wです)。

この機器での節電方法を考えて見ました。



まずは、先にあげたように「時刻表示を消す」ことと、
「使用後はすぐに電源を切る」こと、が考えられます。

「すぐに電源を切る」なんて、当たり前っぽい話ではありますが、DVDやビデオを見たあと、つまり停止ボタンを押したあとはテレビが見れる状態になっている場合が多いと思います。
私もたまにやってしまいますが、ついついテレビを長らく見てしまう事があります。
出来ることなら、DVDレコーダーの電源を切ってからテレビを見たほうがいいです。(待機電力と差し引いて約40Wの節電です。)

液晶テレビの方も40Wぐらいの消費電力があるわけですから、DVDレコーダーを切らないでいることは、テレビを2台分つけているようなものなのです。

個人的には、停止ボタンを押したあとは砂嵐やブルーバック画面になってくれたらいいのに、と思っています。



それ以外の方法としては、「使用しない期間(24時間とか数日とか)プラグを抜く」という方法もありますが、これには注意が必要です。

最近のレコーダーというのは、定期的に「番組表」を受信していて、この表を元に録画予約などが行なえます。というか、地上デジタル放送の場合、この番組表がないと録画予約ができないようです。

番組表は8日先まで受信できます。
プラグを抜くと受信されませんので、8日経てば番組表はまっさらになります。
プラグを差し込んで、自動受信されるのを待つか、手動で受信する必要があります。
(イレギュラーな使い方をすると、便利そうな「番組表」も不便に感じます。)



「録画予約をしておいて、プラグを抜いたらどうなるか」というのも試してみました。
どうやら、予約した情報はハードディスクに保存されるように思います。
3日ほど経過してプラグを差し込んでも、予約情報は残っていました。
説明書にはこういう使用方法を想定していないらしく、どこにも説明がないので、「ディスクに保存される」かどうかは私の憶測ですが、取り敢えず「録画予約情報」については、プラグを抜いても大丈夫でした。
(録画する当日もプラグを抜いていたらアウトですよ!)


プラグの抜き差しは、このあたりの事も考慮して行うと良いでしょう。待機電力5.3Wはかなり大きいので、ほかに減らすものが無くなった時は、検討の余地もありそうです。



また、番組表の取得というのは、プラグが差し込まれた状態で、ある時間帯(1日に5回ほどある)になると、自動的に受信が始まります。

受信中の動作音を聞いていると、どうも使用中の消費電力45W分を消費している気がします。(ちゃんとここまで調べておくべきでした。)

工場出荷時の「受信の設定」は、2回目と4回目に設定されていますが、8日先まで受信できる訳ですから、1日1回の受信で充分な気がします。

受信中が「電源ON」の状態であるなら、不必要に電源を入れていることになります。




同じカテゴリー(消費電力調査)の記事

Posted by 瀬長修 at 09:07│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。