豊見城グスクと漫湖
2012年03月19日/ 豊見城グスク
ご無沙汰しております。更新が遅くてすみません。
2012.3.17にグスクや漫湖の写真をいくつか撮ってきました。
とよみ大橋側から眺めるような感じです。
↓↓クリックすると別ウィンドウで見れます。
↓↓グーグルマップの上空からの写真。緑が多く残されています。
都会の中で突如現れる、「豊見城グスク」。
その存在感は何か圧倒されますね。
初めて見た人は気付かないかも知れませんが、写真の下の部分はマングローブを伐採しています。
なぜマングローブを伐採しているか、分かりますかね?
2012.3.17にグスクや漫湖の写真をいくつか撮ってきました。
とよみ大橋側から眺めるような感じです。
↓↓クリックすると別ウィンドウで見れます。
↓↓グーグルマップの上空からの写真。緑が多く残されています。
都会の中で突如現れる、「豊見城グスク」。
その存在感は何か圧倒されますね。
初めて見た人は気付かないかも知れませんが、写真の下の部分はマングローブを伐採しています。
なぜマングローブを伐採しているか、分かりますかね?
漫湖にはもともとマングローブは生えておらず、泥干潟でした。
干潟には「トントンミー」などの生きものがいて、水鳥たちの餌になっていました。
十数年前まではかなりの水鳥が飛来してきたようです。だからこそラムサール条約にも登録されました。
しかし、とよみ大橋を建設する際に、バイパスにかかる住宅地が立ち退きになるため、その移転先として、大橋の西側(現在、漫湖水鳥湿地センターがある辺り)を埋め立てて宅地を作ろうという計画があったそうで、「これはまずい。干潟がなくなる」と、環境保護団体が埋め立てを防ぐためにマングローブを植えたのだとか。
干潟を守る(埋め立てさせない)ための植林だった訳ですが、そのとき植えた500株が予想外に増殖してしまい、干潟を減少させました。
おそらく水鳥の餌となるトントンミーも数を減らしたと思います。
橋の建設によって生息域が分断されたというのもあります。
いくつかの原因があると思いますが、結果として渡り鳥は激減しました。
野鳥を呼び戻すため環境省は、マングローブを伐採し、水の通り道を作って干潟を復活させようとしています。
マングローブが生えていた場所は陸地化が進んでいるため、満潮になってもあまり水は入ってこない感じです。
伐採の次は、浚渫して通水しようという計画です。
再び干潟が戻って、渡り鳥が増えることを期待しています。
写真を見て、「ある事」に気付いた人もいるかと思います。
まあ、写真を見なくても普段からここを通る人はお気付きでしょう。
(写真ではちょっと分かりにくいかも。)
念のために「それ」に照準を合わせて撮ったのが、
こちら↓↓
上流?それとも外海?から流れてきたであろう「ポイ捨てゴミ」です。
こういうゴミは水に溶けて無くなる訳もなく、水鳥など動物が間違って食べた場合は胃で消化できず、寿命を縮めてしまうでしょう。
つい最近も、くちばしに釣り糸が絡まったクロツラヘラサギ(絶滅危惧種)がニュースになりました。
捕獲して、釣り糸をほどいて、ちゃんと栄養をつけさせて、再び元いた場所に放たれました。
クロツラヘラサギだったから、注目もされ、きちんと保護されたのかも。
絶滅危惧種でもない種だったら、ニュースにもならず、私たちが知る事もなかったかも知れない。
となると、釣り糸が絡まったり、ゴミを誤飲するといったことは、実はよく起きているんじゃないか?と思ったりします。
本来なら絶滅危惧種でなくても助けるのが筋です。
また、それ以前に「ゴミのポイ捨て」を無くさなくてはいけません。
どうすれば無くせるか?
難しいことかも知れませんけれど、諦めてしまっては解決しません。
諦めることなく、考えて、試して、行動して、必要があれば軌道修正して…、これの繰り返しです。
方法もひとつとは限りません。いろんな方法があるでしょう。
私がやっていることを一つ紹介します。街なかでのゴミ拾いです。
街なかでやることに意味があります。
今までポイ捨てをしていた人が、「ゴミ拾いをしている人がいる」ことを知ると、もうポイ捨てをしなくなるかも知れません。
ポイ捨てしていない人なら、「自分も拾おう」と思うかも知れません。
毎日のようにゴミを拾っていますが、無駄ではないと信じて頑張ってます。
干潟には「トントンミー」などの生きものがいて、水鳥たちの餌になっていました。
十数年前まではかなりの水鳥が飛来してきたようです。だからこそラムサール条約にも登録されました。
しかし、とよみ大橋を建設する際に、バイパスにかかる住宅地が立ち退きになるため、その移転先として、大橋の西側(現在、漫湖水鳥湿地センターがある辺り)を埋め立てて宅地を作ろうという計画があったそうで、「これはまずい。干潟がなくなる」と、環境保護団体が埋め立てを防ぐためにマングローブを植えたのだとか。
干潟を守る(埋め立てさせない)ための植林だった訳ですが、そのとき植えた500株が予想外に増殖してしまい、干潟を減少させました。
おそらく水鳥の餌となるトントンミーも数を減らしたと思います。
橋の建設によって生息域が分断されたというのもあります。
いくつかの原因があると思いますが、結果として渡り鳥は激減しました。
野鳥を呼び戻すため環境省は、マングローブを伐採し、水の通り道を作って干潟を復活させようとしています。
マングローブが生えていた場所は陸地化が進んでいるため、満潮になってもあまり水は入ってこない感じです。
伐採の次は、浚渫して通水しようという計画です。
再び干潟が戻って、渡り鳥が増えることを期待しています。
写真を見て、「ある事」に気付いた人もいるかと思います。
まあ、写真を見なくても普段からここを通る人はお気付きでしょう。
(写真ではちょっと分かりにくいかも。)
念のために「それ」に照準を合わせて撮ったのが、
こちら↓↓
上流?それとも外海?から流れてきたであろう「ポイ捨てゴミ」です。
こういうゴミは水に溶けて無くなる訳もなく、水鳥など動物が間違って食べた場合は胃で消化できず、寿命を縮めてしまうでしょう。
つい最近も、くちばしに釣り糸が絡まったクロツラヘラサギ(絶滅危惧種)がニュースになりました。
捕獲して、釣り糸をほどいて、ちゃんと栄養をつけさせて、再び元いた場所に放たれました。
クロツラヘラサギだったから、注目もされ、きちんと保護されたのかも。
絶滅危惧種でもない種だったら、ニュースにもならず、私たちが知る事もなかったかも知れない。
となると、釣り糸が絡まったり、ゴミを誤飲するといったことは、実はよく起きているんじゃないか?と思ったりします。
本来なら絶滅危惧種でなくても助けるのが筋です。
また、それ以前に「ゴミのポイ捨て」を無くさなくてはいけません。
どうすれば無くせるか?
難しいことかも知れませんけれど、諦めてしまっては解決しません。
諦めることなく、考えて、試して、行動して、必要があれば軌道修正して…、これの繰り返しです。
方法もひとつとは限りません。いろんな方法があるでしょう。
私がやっていることを一つ紹介します。街なかでのゴミ拾いです。
街なかでやることに意味があります。
今までポイ捨てをしていた人が、「ゴミ拾いをしている人がいる」ことを知ると、もうポイ捨てをしなくなるかも知れません。
ポイ捨てしていない人なら、「自分も拾おう」と思うかも知れません。
毎日のようにゴミを拾っていますが、無駄ではないと信じて頑張ってます。
Posted by 瀬長修 at 23:59│Comments(0)