燃費は毎回チェックがお勧め。

2010年05月22日/ エコドライブ

ご訪問、ありがとうございます。

エコドライブでまず行なうべきは「燃費のチェック」ということで、前回は満タン法によるチェックについて書きました。

その中で、「燃費は給油時に毎回チェックした方が良い」と書きましたので、今回はその理由を説明します。

燃費はその車種によってほぼ一定だと思われがちですが、実は「季節による変動」があります。

燃費計測を続けていて分かったのですが、「季節変動」は意外に大きいのです。

今現在、使用している車はホンダのフィットですが、買い替えてから約2年半が経ちます。

その間の夏と冬の燃費の違いを調べてみました。

夏の良いときの燃費が約20km/L
冬の悪いときの燃費が約16km/L
最高と最低でおよそ20%の違いが出てきます。

夏も冬も、同じような道を、同じようにエコドライブで省エネ運転して、それで冬は20%ほど悪化する訳です。

冷静になって「20%」という数字を考えてみると、結構大きい数字です。

というのも、エコドライブの実施前と後では「20%~40%燃費が改善される」と言われていますので、季節の違いだけで20%変動するというのは大きいといえます。

(沖縄は冬が短いので、最高値と最低値をそのまま比べるのは、データとして不適切かも知れませんが。)

「夏は燃費が良くなる」というと、「なぜ?」と不思議に思われることもあります。

私の場合、あまりエアコンを使用しないのでそのようなデータになります。

エアコン(クーラー)を使う基準は、「夏の昼間でとても暑いとき」「雨が降って窓を開けたくないときに、ガラスが曇るので除湿をするとき」などです。

体質が寒がりということも影響していると思いますが、夏はそれほどエアコンには頼りません。そのため「夏は燃費が良い」となるのです。

夏にエアコンをあまり使わない人であれば、夏:良 → 冬:悪、のサイクルを繰り返します。
夏にエアコンをよく使う人はもう少し複雑で、夏:悪 → 秋:良 → 冬:悪 → 春:良、という感じになると思います。

ある意味、この状況こそが「燃費は一年中、ほぼ一定(若しくは、夏が悪くなる)」と、勘違いされてしまう要因になっていると思います。(自分もエコドライブを知るまでは、この勘違いをしていました。ガ-ン

春に燃費を計って良い数字が出て喜んでいても、間隔をあけて冬に計ってみたら「あれ?エコドライブしているのに下がっている?」なんてことになっちゃいます。

そうならないように(「季節の変化」を把握するために)、毎回の燃費計測をお勧めする訳です。 冬に燃費が下がっても「当たり前の現象だ」と理解できるようになると思います。

この理由だけでも「給油は毎回満タンで」というのが納得できるとは思いますが、次回は「満タンの場合と、少しだけ給油の場合はどちらが良いか」について書いてみたいと思います。



同じカテゴリー(エコドライブ)の記事

Posted by 瀬長修 at 23:46│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。