山部隊第二野戦病院壕:戦跡の保存について陳情書を作成しました。

2014年06月30日/ 豊見城グスク/ 沖縄戦

はいさい。ご訪問、ありがとうございます。


最近のニュースでは、豊見城市の名嘉地(なかち)にあった「サバキナ壕(戦時中の防空壕)」が、道路拡張に伴って埋められて、資料保存になったようです。


こういった「戦跡」は、徐々に少なくなっていきます。戦争の悲惨さを後世に伝えていくために、現物を保存していくことは大事だと思うのですが。


豊見城グスクにも、積徳高等女学校の学徒看護隊(ふじ学徒隊)が動員された、「山部隊第二野戦病院壕」があります。


是非ともこういった戦跡は残していった方が良いと思い、沖縄県議会あてに陳情書を作りました。


話しはそれますが、私たちは日頃、ブログやfacebookを使って読み書きしています。



facebookは割と気軽に投稿できます。


特にスマホを使えば移動中でも投稿できます。


それらの中には、行政運営に関係してくる投稿もあります。


意見と言うか愚痴っぽい投稿も。(自分もやっているけれど。)


「気軽な投稿」もいいけれど、行政側がそれを「拾ってくれる」「聞いてくれる」なんて保証は無いわけで・・・。


そこで、市民の意見を行政側に伝えるには、議会への陳情という方法があります。


面倒くさい?


「楽して儲かる」といううまい話はないように、難儀をするからこそ収入が得られる、というのが普通だよね。


愚痴をこぼして「気持ちをスッキリ」させて、それで終わりにするのではなく、たまには難儀をして「思いを伝える」のもいいかも。


またまた話はそれるけど、高校野球ってピッチャーゴロを打っても一塁まで全力疾走するんだよね。あれがいい。まだアウトじゃないから可能性はある。必至の走りにピッチャーが驚いて一塁へ悪送球するかも知れないし。


だからプロ野球とかは嫌いなんだよね。ピッチャーゴロだと殆どの選手は歩いてしまう。可能性があるなら、全力で走ってほしいものだ。


陳情を出すのも、「文書一つで変えられる訳がない」と勝手に思い込むのではなく、「可能性があるならば」という気持ちで出す。


変えようとしたというその足跡はしっかり残るからね。


これは逆の場合でも同じ!


なのに、気が付かない人がほとんどなんです!


「変えようとしなかった」「やらなかった」という足跡を残しているんですよ!


後悔しないためにも、やれることはやっておこう。


と、久々に長い文章になりましたが、読んで頂きありがとうございます。


作成した陳情も貼り付けておきます。そんなに難しいものではないと思います。どうぞ参考にしてください。


「野戦病院壕の保全に関する陳情書」

豊見城グスク・野戦病院壕の陳情
(※画像データが消えていたので再掲載・2023.2.11)


あと、今日は6月30日。(議会への提出期限が7月1日なので、ぎりぎりでした。)よく考えたら6月30日は宮森小学校にジェット機が墜落した日でもありますね。この日にこういう投稿になるのは偶然でしょうか。ご冥福を祈ります。合掌。




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Posted by 瀬長修 at 11:55│Comments(0)
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