携帯電話充電器の消費電力
2010年07月25日/ 消費電力調査/ 携帯電話
ご訪問、ありがとうございます。
久しぶりの消費電力調査です。
今回は携帯電話や親子電話の子機などの「充電器」の消費電力です。
まずは親子電話の子機の充電器です。
【親子電話の子機を充電中】
待機電力は約0.8Wで、充電中は3.4Wでした。
面白いのは、充電中は「3.4W」と「0.8W」を行ったり来たりすることです。
少し充電したら、少し休む。これを繰り返していました。
充電器の節約方法としては、「充電が終わったら、早めにACアダプターを抜く」ことです。
続いて、携帯電話(au携帯・2003年式)の充電器です。
【au携帯の充電器】
待機電力は、0.0Wです。コンセントに差し込んだだけでは、ほとんど電力消費がありません。
続いて、充電中の消費電力は、約4.5Wでした。
しかし、こちらも少し変わった動きでした。
電池残量が僅かしか残っていない時に充電を行うと、初めのうちは4.5Wを示しましたが、しばらくすると3.4Wになっていました。その後も1.7W → 1.4W → 0.7W …と、充電が進むにつれ消費電力が下がっていくという動きです。
気になったのでもう少し調べてみました。
充電が完了した後に「着うた再生」などを数回行って(電池残量を減らして)もう一度充電器にセットしてみました。
すると、一瞬だけ大きな値が表示されましたが、すぐに1Wくらいの低い値になりました。
電池残量によって、消費電力が変わるようです。
ちなみに、携帯電話の充電器のACアダプターはかなり小型ですので、待機電力の表示は0.0Wですが、全くのゼロではなく測定不能なのだと思います。
携帯電話の場合、「充電時に節約」というのはほぼ不可能だということが分かりました。
しかし、幸か不幸か、日本の携帯電話はかなり「多機能・高機能」な仕様になっています。
充電時のことを気にするより、日常の使用方法などを気にした方が良さそうです。
例えば・・・
写真を撮らない
動画を撮らない
音楽を聴かない
ネットを見ない
テレビを見ない
ゲームをしない
などなど。
携帯電話の使い方は人それぞれなので、これらの使い方が「悪い」とは言いませんが、使わないように心掛ければバッテリーを(電池残量を)長く持たせることができ、充電時間・回数を抑えることができます。
最近はワンセグテレビが見れる機種もたくさん増えました。
携帯電話にこういう機能が付いていると、ついつい見たくなってしまうものです。ワンセグテレビだと消費量も大きいと思うのですが…。
<その他>
↓携帯電話の省エネ方法について。
http://analogblog.ti-da.net/e2984893.html
↓ノートパソコンの消費電力を調べました。
http://analogblog.ti-da.net/e2946836.html
<追記2011/3/31>
前述している対策方法は、携帯電話だけを見た、いわゆる「個別最適化」した対策です。
最近「ECO JAPAN:50の節電」という記事を書きましたので、リンクを貼っておきます。
通常、携帯電話でワンセグを見ると言うのは、自宅にいないで外出先で見るためのものだと思います。
自宅で見るとすれば、親、兄弟、子供にテレビを占領されているような場合でしょうか?
最近の「計画停電」を考えると「ワンセグテレビも使いよう」ということで、テレビでテレビを見るのではなく、携帯電話でテレビを見て「全体の省エネ」に繋げることが出来ます。
画面が小さいのは難点ですけどね。無理のない程度で行なえればいいと思います。
久しぶりの消費電力調査です。
今回は携帯電話や親子電話の子機などの「充電器」の消費電力です。
まずは親子電話の子機の充電器です。
【親子電話の子機を充電中】
待機電力は約0.8Wで、充電中は3.4Wでした。
面白いのは、充電中は「3.4W」と「0.8W」を行ったり来たりすることです。
少し充電したら、少し休む。これを繰り返していました。
充電器の節約方法としては、「充電が終わったら、早めにACアダプターを抜く」ことです。
続いて、携帯電話(au携帯・2003年式)の充電器です。
【au携帯の充電器】
待機電力は、0.0Wです。コンセントに差し込んだだけでは、ほとんど電力消費がありません。
続いて、充電中の消費電力は、約4.5Wでした。
しかし、こちらも少し変わった動きでした。
電池残量が僅かしか残っていない時に充電を行うと、初めのうちは4.5Wを示しましたが、しばらくすると3.4Wになっていました。その後も1.7W → 1.4W → 0.7W …と、充電が進むにつれ消費電力が下がっていくという動きです。
気になったのでもう少し調べてみました。
充電が完了した後に「着うた再生」などを数回行って(電池残量を減らして)もう一度充電器にセットしてみました。
すると、一瞬だけ大きな値が表示されましたが、すぐに1Wくらいの低い値になりました。
電池残量によって、消費電力が変わるようです。
ちなみに、携帯電話の充電器のACアダプターはかなり小型ですので、待機電力の表示は0.0Wですが、全くのゼロではなく測定不能なのだと思います。
携帯電話の場合、「充電時に節約」というのはほぼ不可能だということが分かりました。
しかし、幸か不幸か、日本の携帯電話はかなり「多機能・高機能」な仕様になっています。
充電時のことを気にするより、日常の使用方法などを気にした方が良さそうです。
例えば・・・
写真を撮らない
動画を撮らない
音楽を聴かない
ネットを見ない
テレビを見ない
ゲームをしない
などなど。
携帯電話の使い方は人それぞれなので、これらの使い方が「悪い」とは言いませんが、使わないように心掛ければバッテリーを(電池残量を)長く持たせることができ、充電時間・回数を抑えることができます。
最近はワンセグテレビが見れる機種もたくさん増えました。
携帯電話にこういう機能が付いていると、ついつい見たくなってしまうものです。ワンセグテレビだと消費量も大きいと思うのですが…。
<その他>
↓携帯電話の省エネ方法について。
http://analogblog.ti-da.net/e2984893.html
↓ノートパソコンの消費電力を調べました。
http://analogblog.ti-da.net/e2946836.html
<追記2011/3/31>
前述している対策方法は、携帯電話だけを見た、いわゆる「個別最適化」した対策です。
最近「ECO JAPAN:50の節電」という記事を書きましたので、リンクを貼っておきます。
通常、携帯電話でワンセグを見ると言うのは、自宅にいないで外出先で見るためのものだと思います。
自宅で見るとすれば、親、兄弟、子供にテレビを占領されているような場合でしょうか?
最近の「計画停電」を考えると「ワンセグテレビも使いよう」ということで、テレビでテレビを見るのではなく、携帯電話でテレビを見て「全体の省エネ」に繋げることが出来ます。
画面が小さいのは難点ですけどね。無理のない程度で行なえればいいと思います。
Posted by 瀬長修 at 00:01│Comments(0)