「沖縄エコカーニバル2010 in 宜野湾」に行ってきました。

2010年07月19日/ 環境問題

昨日は、友人と二人で「漫湖チュラカーギ作戦」と「沖縄エコカーニバル」に行ってきました。

漫湖チュラカーギ作戦では、母校の豊見城高校前の直線道路の川沿いを清掃しました。
作業の時間帯は潮が満ちていたので、水に浮くゴミは回収しましたが、沈んだままのゴミは回収できず。
浮いているものも手が届かないものはお手上げでした。

大変だったのは発泡スチロールです。
大小さまざまな大きさに砕けていて、小さいものは1円玉ぐらいです。(もっと小さいものもあったかも知れませんが、発泡スチロールかどうかの識別は困難でした。)
これらが一箇所にまとまって浮いているのですが、100個ぐらいあるので、一個一個をハサミで摘んで回収するのは結構労力がかかります。
ざるみたいな道具があればと思いました。

その発泡スチロールに、小さなカニがへばり付いていることもありました。
間違って、そのカニも一緒にゴミ袋に入れてしまい、あわてて袋を探って、カニを手に乗せて救出しました。



午後は、「沖縄エコカーニバル2010 in 宜野湾」に行きました。
エコをテーマにしたカーニバル(お祭り)というのは、実は世界初だそうです。世界初のイベントに参加できてよかったです。

また、この日上映された環境映画「KIZUKI」は、環境映画として初めて賞をとった作品だそうです。

その「KIZUKI」の上映の前に、野中ともよさんの「私たち地球人」という講演会が行なわれました。
とてもためになるお話でしたよ。

例えば「竹炭(ちくたん・たけすみ)とダイヤモンドはどっちが欲しいですか」という話。
ダイヤは希少性があって、非常に高額なものです。みんなそっちを欲しいといいます。
でも、原子レベルで見れば、ダイヤも炭も同じ「炭素」で出来ていて、並び方が違うだけです。
現代人は、お金という物差し(基準)で物事を判断し、選んでいます。この基準をお金ではなく「命」に変えていきましょう、という内容でした。
これまで、空気や水は当たり前な存在でしたが、かえってその大切さに気が付かなくなっています。
人が生きるためにダイヤは必要ありませんが、空気や水は必要です。

そして、映画「KIZUKI」を鑑賞しました。
「環境を良くしていこう」と考える主人公たちと、立ちはだかる壁。特に、周囲の抵抗力みたいなものは、見ていて「実際にありそうだな」と思いました。
いい映画なので、映画館でも上映すればいいのにと思いました。



同じカテゴリー(環境問題)の記事
御嶽に咲く花
御嶽に咲く花(2022-01-26 22:47)

私も署名しました。
私も署名しました。(2021-09-03 23:00)


Posted by 瀬長修 at 01:54│Comments(2)
この記事へのコメント
漫湖チュラカーギ作戦、お疲れさまでした。

私は、昨日別件でパレットに行きましたが、「生物多様性ってなーに?」の展覧に偶然足を運びました。

そして、今日はCNNやヤフーニュースでも掲載されていましたが、「マングローブ林、陸地の森林の4倍の速さで消滅」などとかなり深刻なニュースも出てました。

重なってマングローブの生態系の話題が、かかわりの少ない私にまで耳に入るのは、事の重大性が深刻だからなのか、とても気になります。
Posted by tikitiki555tikitiki555 at 2010年07月20日 00:13
tikitiki555 さん

ご訪問&コメント、ありがとうございます。
「マングローブの減少」、深刻なことだと思いますよ。
東南アジアだったと思いますが、マングローブを増やすべく、植林活動などを行なっている地域もあるようです。
それでもまだ減少の割合が大きいのでしょうね。
日本の食文化のために、他国のマングローブが伐採されることもあるようで、なんとも心苦しいものがあります。
Posted by アナログアナログ at 2010年07月20日 23:24
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。