「財政均衡主義」は、赤字を出さないよう支出を抑えるという考え方。

2023年12月31日/ その他

ハイサイ。ご訪問、ありがとうございます。



大晦日の今日も
「ザイム真理教」のお話です。



財務省という組織は、前回投稿した話のように、
とにかく税収を増やそうと考えています。



これは、国の財政が赤字ではいけない、
という「財政均衡主義」から来ている考え方です。



財政均衡主義・・・税収の範囲内で財政支出をしなければならない、という理念です。



家計簿で言うなら、
収入の範囲で支出を行う、
というごく普通の考え方です。



しかし、その考え方自体が罠のように思えます。



個人の(一般家庭の)場合は、主に働いて収入を得ます。



一応それ以外の方法では、株などに投資を行う事で配当を得たり、
不動産売却などで収入を得たり、というのもありますけど。



国の場合は、国民からの税収というのが主な収入になります。



それだけでないのが、一般家庭との違いですが、
国は国債というものを発行できます。



国債を発行して日銀が買う。
これが「借金」になるから赤字にならないように
財政支出を抑えなければならない、
そういう理念が財政均衡主義です。



だから、税収を増やすために消費税率を上げようとか、
そういった政策になりがちです。



国が税収を増やすという事は、
国民は収める税金が増えて生活が苦しくなっていきます。



財務省が財政均衡主義を継続する限り、
我々国民は、ずーーーっと増税に苦しむことになります。



しかし、財務省に入った新人は、
上の言うことに従わなければ出世しない。



上の言うことに従うという事は、
財政均衡主義に染まり切らなければならない。



財政均衡主義に染まり切った人が、
財務省の幹部になる。



そこへ入った新人はまた
財政均衡主義に染まっていく。



これを延々と繰り返すので、
財政均衡主義を終わらせる事が出来ない。
そんな構造になっているようです。



国民の約8000万人がザイム真理教の信者だと言われていますが、
この「ザイム真理教」という本が出た事で、
目を覚ます人が増えることでしょう。



日本が壊れる前に「ザイム真理教」を読みましょう。


ザイム真理教・森永卓郎著





同じカテゴリー(その他)の記事

Posted by 瀬長修 at 20:35│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。