大正時代に無線電話はない。
ハイサイ。ご訪問、ありがとうございます。
現在、霊界物語は第21巻を読んでいます。
※霊界物語とは、大正時代に
「出口王仁三郎(でぐち・おにさぶろう)」が作成した物語で、
霊界・神界・精神世界に関する長編小説です。
第21巻第4章「砂利喰(じゃりくい)」に面白い記述を見つけました。 ↓
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=rm2104
場面としては、宣伝使の一行が
泥棒(山賊)ら数人に出くわし、
彼らと会話している場面です。
泥棒の一人、甲の台詞です。
甲『そんな認可をして貰つたつて、此の泥棒会社に用は無い。徹胴の刃過(鉄道の認可)や無銭出ン話(無線電話)や田紳(電信)の御かげで、吾々の商売の大変邪魔になつて居るのだから、そんなものは要らないわ』
鉄道や電信電話が普及すると、
徒歩で険しい山を越えていく旅人も減り、
山賊(追いはぎ)にとって商売の邪魔だという事です。
それはそうと、鉄道も電信電話も
大正時代なら存在していました。
しかし「無銭出ン話(無線電話)」というのは、
現代の携帯電話の事を意味していると思います。
当然、大正時代には存在しないモノです。
おそらく王仁三郎は、
現代の携帯電話やスマホを霊視していたと思います。
「無線」という字をあえて同音異義の「無銭」にしているのも、
何かの意図がありそうです。
そして、この章では数人の泥棒達を改心させようとしますが、
その方法が面白いです。
興味がありましたら是非ご一読を。
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=rm2104
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