漫画家の街宣は終わりました。

2023年06月21日/ その他

ハイサイ。ご訪問、ありがとうございます。


漫画家・インボイス反対

昨日、漫画家らによる初の街宣が終わりました。



僕は「ツイデモ」として参加するぐらいでした。



実際に現場で参加された皆様、お疲れ様でした。



さて、ツイッターを見ていると
まだインボイスについてよく分かっていない意見も見かけますね。




例えば、免税事業者がインボイスを取得し、
納税する分の消費税がちゃんと取引先から
売上として受け取れていれば問題ないじゃないか、
という意見。



仮に、インボイスを取得しなかった場合に、
取引先から「その分の消費税は支払わない」
という対応をされると、今まで売り上げとして
受け取れていた分を減額させられることになります。



そうならないように、インボイス登録して
今まで通りの売り上げを立てられれば問題なく、
価格転嫁できない(インボイスを取らない)場合が問題だ、
という意見な訳ですね。



なんというか・・・
「頭でっかち」な意見だと思いました。



価格転嫁できれば良い、というものではありません。



インボイスに登録する事で、まず一つ目は
今まで以上に事務処理の負担が大きくなります。



二つ目には、年間の売り上げが1000万円以下という
弱小であったから「免除」されていた分を
納税するという金銭的負担が生じます。



そして、インボイスとは無関係ですが、
取引先との力関係、「強者対弱者」の関係があります。



この力関係があるから、
弱者は強者に従わなければ生きられない、
となってインボイス登録を半ば強制されるのです。



まったく、弱い者いじめそのものだと思います。



インボイスという制度も問題ですが、
それ以上に大問題なのは
「弱い者いじめ」だと思います。



複雑な制度・仕組みに気を取られず、
根底にある大問題「弱い者いじめ」に
気付いてほしいものです。




タグ :インボイス

同じカテゴリー(その他)の記事

Posted by 瀬長修 at 22:51│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。