バイクの少年は警棒で殴られたのか?

2022年02月01日/ その他

ハイサイ。ご訪問、ありがとうございます。



バイクの少年が右目を失明したという事故(というか事件)で、新しい情報をヤフーで見かけました。
↓リンク先
https://news.yahoo.co.jp/articles/06c6aa1af78d3d7044ffb77ce62862129d90bd78
(↑リンク切れ。2022.11.2確認。)



元神奈川県警のジャーナリストさんが、入院中の少年の顔写真を見たとの事。
記事では写真を次のように説明していました。
「少年の顔をアップして見ると、右目尻からこめかみに掛けて数センチにわたって赤黒い傷跡がはっきりと残っていた。」



ジャーナリストのコメントは、
「右目の右側を見ると、棒状のようなもので殴打されたものではないかと、傷の具合から分かります」
との事。



傷跡は重要な証拠になると思います。



警察官の事故当時の行動には、不審な点も多いです。



事故当時、警察官は単独で徒歩警らしていたそうです。



通常は、夜間の単独行動はしないように指示されています。



パトカーから降りて、距離的・時間的にどれくらい離れていたのか分かりませんが、単独行動は褒められたものではありません。



次に、バイクを制止しようとして、警察官一人で止めようとして接触した、という事になっていますが、
これも受傷事故防止(警察官がケガをしない為の事故防止)の観点からも、無茶な行動を取っています。



指令室が警察官を現場に派遣する際に、現場が荒れていたり、荒れそうになると予測できたりする時は、必ずと言っていいほど受傷事故防止に努めるように、無線で念押しします。



バイクが向かってくるなら、まずは「避ける」ことです。



バイクに逃走されても、ナンバーを控えて、無線で呼びかけ組織力で対応するのがセオリーです。



そして、最もまずい行動は、なぜか警棒を手に持っていた事です。



警棒も拳銃も「武器」ですので、使用についてはかなり厳格です。



例えば、相手が包丁を持っている場合なら、警棒の使用は認められますが、拳銃の使用は認められません。



警察側は、相手より強い武器を使ってはいけないのでしょう。



警棒を手に持つというのは、上からの命令が無ければ、普通はしません。



暴走族を見に来た見物人を排除するためのパトロールに、警棒使用は許可されないと思います。



今朝の新聞で「警棒を手に持っていた」とようやく明らかになったくらいなので、上は使用許可を与えていなかったことが伺えます。



ここまで、少なくとも3つ、警察官のまずい行動が挙げられます。
1.夜間の単独行動
2.受傷事故防止
3.警棒使用



懲戒処分(せいぜい「訓戒」ぐらいでしょうけど)になってもおかしくないです。



そこへ、「警棒で殴った」というのが判明したら、懲戒免職だけでは済まされず、特別公務員暴行陵虐罪が適用される可能性もあります。



少年と警察側の意見が食い違っているので、早く事実が判明してほしいです。




バイクの少年は警棒で殴られたのか?
※写真と記事は関係ありません。


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Posted by 瀬長修 at 23:56│Comments(0)
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